主人公の織部と同様、作者も相当の数寄者だった!
大ヒット時代劇マンガ『へうげもの』の仕事の現場を訪れたのは、暖かい午後のこと。開け放たれた窓からは潮の香り。ちょうど締め切りがひと段落したところとあって、まったりとした静けさが流れていた。
『へうげもの』、山田芳裕氏インタビュー
- 2007.03.25 Sunday
- 取材後記
- 14:23
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- by webmaster
新聞、雑誌各誌やTVでいつも見かける山田芳裕氏は、必ずと言っていいくらい、呵呵大笑している。だからこそ、今回の取材の中でぜひともとらえたかったのが、この作家の別の一面。本誌8〜9ページの見開きカットをご覧いただきたい。バックに写る本棚には、マンガを描くための考証資料がびっしり並んでいるが、残念ながら本誌には掲載されていないその隣の棚に、多趣味で知られる山田氏のプライベートが垣間見えた。……おっ。自転車やバイク系雑誌が並ぶ棚に、イタリアのメーカー、MVアグスタのセリエ・オロ(シリーズ・ゼロ)が表紙を飾る某バイク誌が……。作中の古田織部に引けを取らない、相当の数寄者に相違ない。本誌編集長もBMWのバイク乗り。また、ふたりともパイプ煙草を愛用、その薀蓄を語り出すと止まらなくなる。織部のモノへの執着を作品にした山田氏ならばこそ、とうなずけるインタビューは、さながらハイレベルな好事家の集まりの様相を呈しつつ、予定した時間を大幅に延長、日が暮れても話は尽きなかった。
本誌記事紹介:
『KINO』Vol.4「今、時代劇がおもしろい!」...pg8

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